この記事では、IFC Markets(IFCマーケッツ)のメリット・デメリットや評判や口コミなどについて紹介しています。海外FX投資、IFC Markets投資を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
IFC Markets(IFCマーケッツ)とは?
IFC Marketsはヨーロッパで人気の高い海外FXブローカーです。取引条件は申し分ないにもかかわらず、日本ではまだまだ知名度がありません。
徐々に日本語対応が進んでいるので今後はもっと人気が出ると予想されます。
IFC Markets(IFCマーケッツ)のメリット・デメリット
海外FX初心者の方にもIFC Marketsの特徴を掴んでいただくために、IFC Marketsのメリット・デメリットを簡単にまとめています。
- 口座の余剰資金に利息がつく
- 0.001Lotの少額取引ができる
- 高機能の独自取引ツール「NetTradeX」
- リクオートがないDMA/STPハイブリッド方式
- AIGグループの全額補償あり
- ロスカット水準が10%以下
- Beginner口座には入金上限がある
- 日本語サポートの質が悪い
- ボーナスが一切ない
これより先ではIFC Marketsのメリット・デメリットを『取引条件・信頼性・ボーナス・サポート・入出金』の5つの観点で詳しく解説します。
IFC Markets(IFCマーケッツ)の取引条件
IFC Marketsの口座タイプは取引ツールベースになっています。取引ツールはMT4・MT5に加えて、IFC Markets独自開発ツールのNetTradeXの3種類があります。これらの取引ツールごとに2つの口座タイプがあります。
スタンダード口座 | ビギナー口座 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | ||
取引ツール | NetTradeX | MT4 | MT5 | ||||
取引コスト | 取引手数料 | 無料 | |||||
スプレッド | 変動・固定制(選択) | 固定制 | 変動制 | ||||
取引条件 | 取引形態 | NDD(STP)方式 | |||||
レバレッジ | 200倍 | 400倍 | 200倍 | 400倍 | 200倍 | 400倍 | |
通貨ペア | 49通貨 | ||||||
最少取引単位 | 10,000通貨 (0.1Lot) | 100通貨 (0.001Lot) | 10,000通貨 (0.1Lot) | 1,000通貨 (0.01Lot) | 10,000通貨 (0.1Lot) | 1,000通貨 (0.01Lot) | |
最大取引数量 | 無制限 | 1Lot | 10,000Lot | 1Lot | 10,000Lot | 1Lot | |
資金管理 | ロスカット水準 | 10% | |||||
ゼロカット | あり |
上の表から分かるようにMT4は固定スプレッドです。後述するようにIFC Marketsの固定スプレッドはかなり広いので使い物になりませんので変動スプレッドの口座タイプを選ぶのが賢明です。
またビギナー口座とマイクロ口座は口座上限額が50万円と制限があります。50万円を超えると新たにポジションが取れなくなるので出金するか、スタンダード口座に乗り換える必要があります。
そう考えると現実的に選ぶべき口座タイプは以下の2つになります。
- スタンダード口座(NetTradeX)・変動スプレッド
- スタンダード口座(MT5)・変動スプレッド
ロスカット水準は10%
IFC Marketsのロスカット水準は10%と海外FX業者の中でもかなり低く設定されています。
注文量に応じた処理方法で高い約定力を実現
IFC MarketsはNDD方式ですが、注文量に応じて3パターンの処理方式を使い分けることで高い約定力を実現しています。
高機能の独自取引ツール「NetTradeX」
NetTradeXはIFC Marketsのオリジナルツールです。
オリジナルツールながら下記のようにかなり高機能で上級者も納得の完成度です。
- MT4・MT5並のインジケーター・描画ツール
- 複数ポジションの同時決済
- チャート上の右クリック一発で注文画面を出せる
- タブスタイルで画面の切り替え
- ワークスペースの作成保存
- 最大10銘柄のチャートを同時表示できる「パーセンテージチャート」
固定スプレッドはかなり広め
IFC Marketsの固定スプレッドは広すぎて使い物になりません。変動スプレッドは通貨ペアによってはかなり狭いものもありますが、差が激しいので上手く使い分ける必要があります。
NetTradeX・MT4 | |
米ドル/円 | 1.8 |
ユーロ/円 | 2.5 |
英ポンド/円 | 5.5 |
豪ドル/円 | 3.5 |
ユーロ/米ドル | 1.8 |
NetTradeX | MT5 | |||
スタンダード | ビギナー | スタンダード | マイクロ | |
米ドル/円 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 |
ユーロ/円 | 2.0 | 2.0 | 1.5 | 1.5 |
英ポンド/円 | 4.4 | 4.4 | 3.5 | 3.5 |
豪ドル/円 | 2.8 | 3.5 | 2.5 | 2.5 |
ユーロ/米ドル | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 |
IFC Markets(IFCマーケッツ)の信頼性
会社名 | IFCMARKETS CORP |
金融ライセンス | 英国領ヴァージン諸島金融サービス委員会(BVI FSC) |
住所 | AGP Chambers, 84 Spyrou Kyprianou Avenue, 4004 Limassol, Cyprus |
創業 | 2006年 |
資本金 | 非公開 |
IFC Marketsは2006年に世界的金融グループのIFCM Groupの子会社として運営を開始した老舗海外FXブローカーです。
日本人向けアカウントの金融ライセンスは、世界的にタックスヘイブン(租税回避国)として有名な、英国領ヴァージン諸島の「BVI FSC」で取得しています。
IFC Marketsの本来の拠点は、キプロスにあり、外国人向けのアカウントの金融ライセンスは、キプロスの「CySEC」を取得し、当局の規制監督を受けています。
どちらの金融ライセンスも、世界的に信頼性の高いライセンスなのでIFCM Groupの信頼性・安全性はかなり高いといえます。
AIGグループの全額補償あり
IFC Marketsでは、業者資金と顧客資金を完全に分別管理していることに加え、一人あたりの補償額に上限がない、米国最大手保険会社AIG EUROPE LIMITEDの金融機関向け保険サービスに加入しています。
FPAは2.451と低評価
海外最大級のFX掲示板「FPA(Forex Peace Army)」の評価は星2.451と低評価です。
IFC Markets(IFCマーケッツ)のボーナス・キャンペーン
IFC Marketsはボーナス・キャンペーンは一切実施していません。
ただし、IFC Marketsでは取引口座の中でポジションを取っていない余剰資金(フリーマージン)に対して最大年利7%の利子が付きます。
利率はその月の取引ロットによって下記のように変動します。
取引ロット | 年利 |
10ロット以下 | 0% |
10ロット~30ロット | 1% |
30ロット~50ロット | 2% |
50ロット~70ロット | 4% |
70ロット以上 | 7% |
IFC Markets(IFCマーケッツ)のカスタマーサポート
IFC Marketsのカスタマーサポートはコールセンター・メール・ライブチャットに対応していますが、いずれも片言の日本語であまり期待できません。
日本語対応 | 営業時間 | |
コールセンター | ○ | 平日13時~21時半 |
メール | ||
ライブチャット |
IFC Markets(IFCマーケッツ)の入出金
IFC Marketsの入出金は国外銀行送金とクレジットカードに対応しており、入出金手数料は無料です。
日本円 | 手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
国内銀行送金 | × | |||
国外銀行送金 | ○ | 無料 | 1万円 | 2~3営業日 |
クレジットカード | ○ | 無料 | 1万円 | 即時 |
bitwallet | ○ | 無料 | 1,000円 | 即時 |
Sticpay | × |
日本円 | 手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
国内銀行送金 | × | |||
国外銀行送金 | ○ | 無料 | なし | 2~3営業日 |
クレジットカード | ○ | 無料 | 5,000円 | 1~5営業日 |
bitwallet | ○ | 無料 | 1,000円 | 数分 |
Sticpay | × |
IFC Markets(IFCマーケッツ)の口座開設
IFC Marketsの口座開設は以下の流れで行います。
- メールアドレス登録
- メール認証
- 口座開設
- 必要書類のアップロード
必要書類としては「本人確認資料」「現住所確認資料」を提出する必要があります。
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